そのステータスって本当に必要?中古車購入で考えたこと
車やブランド品、持ち物にはそれぞれ「ステータス」というものが存在します。
ステータスを持つこと自体は悪いことではありません。
しかし本当に自分に合ったステータスなのか、自分に必要なステータスなのかを考えることは、賢い消費者になる上で非常に大切です。
今回は中古車を購入したエピソードから、「ステータス」について深く考えてみました。
中古車販売店での出来事
少し前に中古車を買いに行ったときの話です。
母親の今まで乗っていた車が車検を迎えるタイミングだったので、母親が乗る車を探しに、一緒に中古車販売店に行きました。
母は私よりもこだわりが強く、「車は背が高いほうが良い」「色は〇〇でなきゃ」「スライドドア一択だよ」など細かく要望を出しました。
担当者も探してくれていくつか候補がありましたが、金銭的な部分も考えると、すべての条件を叶えるのは難しそうでした。
そのとき担当者は「車はステータスと言われていた時代もありますが、そうでない考え方もありますよ」と笑顔で話してくれました。
例えばスライドドアはかなり人気が高く、値も張ります。
ただすごく便利かというと値段ほどの価値はないとおっしゃっていました。
色も人気の色はあるけれど、自分が好きな色と、その人に合う色が違うことなどを話してくれました。
「妥協」という言葉ではなく「納得」して母親は過度な理想を捨てて、乗りやすい車を選ぶことができました。
無理な押し売りをせず、優しく寄り添ってくれた担当者には本当に感謝しています。
ステータスについて考える
私達はいろんなものに「ステータス」を感じています。
私も財布はブランド物にしていた時期もありました。
それがだめというわけではありません。
それが「自分に合ったステータス」なのか、「自分が本当に必要なステータス」なのかを考えることは、賢い消費者になるポイントだと思いました。
自分の身の回りで、少し背伸びしすぎたステータスはないでしょうか?
一度振り返ってみると色んな発見があるかもしれません。

まとめ
今回は中古車購入を通して「ステータス」について考えてみました。
車に限らず、持ち物やライフスタイルなど、様々なものにステータスは存在します。
ステータスを持つこと自体は決して悪いことではありません。
しかし自分にとって本当に必要なステータスなのか、身の丈に合ったステータスなのかを考えることは、より豊かな生活を送る上で非常に大切です。
ぜひ一度、ご自身の身の回りにある「ステータス」について見直してみてはいかがでしょうか。
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