【体験談】かつてメットライフ生命のドルスマートを契約して後悔した話

こんにちは。

今回は、私が先日まで加入していたメットライフ生命のドルスマートというドル建て終身保険を解約した体験談をお話ししたいと思います。

結論から言うと、私はこの保険に加入したことを非常に後悔しています。

同じようにドルスマートへの加入を検討している方、またはすでに加入している方の参考になれば幸いです。

そもそものきっかけは、妻が何気なく参加した無料のFP相談でした。

「無料」という言葉に惹かれたのと、将来の資産形成について漠然とした不安があったからです。

そこで紹介されたのが、メットライフ生命のドルスマートでした。

担当のFPさんは、メリットばかりを強調し、デメリットについてはほとんど触れませんでした。

「ドル建てだから円安になれば資産が増える」

「終身保険だから一生涯の保障が得られる」

「積立利率も良い」

など、言葉巧みに勧めてきました。

特に、コロナ禍の時期にはマスクを送ってくれるなど、手厚いサポートもありました。

今思えば、これは返報性の原理を巧みに利用した販売戦略だったと思います。

FPさんの言葉を鵜呑みにした私たちは、以下の内容でドルスマートに加入しました。

息子：年払い30万円（ボーナス月）

私：月々5,000円積み立て

当時は、これで将来の安心が得られると信じていました。

しかし、保険について勉強していくうちに、保険料のほとんどが保険会社の手数料で消えていくことを知りました。

ドルスマートも例外ではありません。

むしろ、ドル建てという性質上、為替手数料なども加わり、手数料はさらに高くなります。

それに気づいた時、私は愕然としました。

今まで高い手数料を払って、ほとんど資産が増えていなかったからです。

すぐに解約を決意しました。

幸い、解約時の為替レートが円安だったため、損失は最小限に抑えられました。

しかし、1ドル110円で契約した保険が、円安にも関わらずほとんど利益が出ていなかったことに、改めて手数料の高さに驚きました。

ドルスマートを解約して、改めて保険について考えさせられました。

保険は手数料が高いFPは保険のプロではない自分で学ぶことが大切

特に、FPさんは保険のプロではなく、あくまで販売のプロだということを痛感しました。

彼らは、私たちに最適な保険を提案してくれるわけではありません。

自分自身で保険の仕組みを理解し、必要な保障を自分で判断することが大切です。

もし、あなたがまだ保険の解約に踏み出せていないなら、一度立ち止まって考えてみてください。

保険は本当に必要なのか、他に最適な選択肢はないのか。

この記事が、あなたの保険選びの一助となれば幸いです。